第207話、私の三脚② で紹介しました、SLIK 500G を単独でコンクリートの上に立てて置いていたら、風にあおられてひっくり返り、運悪く雲台の所が破損してしまいました。
古いものだったので、もう、プラスチックが老化していたんでしょうね。
このスリックの500G というモデルは、バカ売れしたモデルでして、スリック発展の礎になったモデルですね。
スリックは、このモデルを基礎に、「出した脚が空回りをしない」工夫をしまして、現在のように三脚の大所に成長したワケです。

で、懲りずに、またまた古いものをヤフオクで。
MINOLTA ブランドのものが新古品状態で見つかりました。
デッドストックってヤツですね。。。

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おおっ、小型で丁度いいサイズですな。
強度を保つステーが付いていますが、その分、軽いか、脚の強度不足なのでしょう。

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今は無き「MINOLTA」のロゴ。
カメラのファンで、MINOLTA ファンって、多かったことと思います。
007 にもMINOLTA のフィルムケースが写ってましたよね。
外国にも認知されていた、優れた映像メーカーでした。

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この雲台がなぁ。。。
非常に使いにくそうです。

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あんよは、こんなカンジ。。。
サイドロック仕様のワンタッチバージョンです。
この仕様は、とても使い易いです。

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で、雲台は、改造することに。。。
安心して使用できる雲台、Velbon のQHD シリーズから、今回は、「33」 にしました。

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ポン付けで載せても、レバーが稼働できるところがミソ。

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トルクを掛ける長い方のレバーが上にあるので、完璧っす。
で、Velbon の雲台のイイところは、カメラ側を動かさずしても、雲台と固定できるように仕掛けがなされているところが、これまた使い易いですね。

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スムーズな脱着をパッケージで訴えております。
自分も、全く同感です。

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耐加重は、2㎏ですね。
Velbon QHD-53 は、推奨積載質量が4kg まで、というヘビー仕様を確保しましたが、この三脚だと、三脚自体が耐えられませんので、自ずとそれなりのものにしないといけません。
この三脚の購入目的は、ミラーレス専用なんで、そういった意味でも、NIKON D850 とか古い型の重いカメラじゃない、新世代のカメラには、このような三脚・雲台を用意する必要があります。
・・・ライト感覚ね。

これで、第206話で紹介しました、「私の三脚① Zomei Q555 + Velbon QHD-53 」の子分的実力のある三脚が確立できました。
反って、よかったかも。。。

 MINOLTA Tripod MT-1000 仕様
  4段・2WAY雲台仕様
  サイドロック仕様
  最小サイズ     370mm(355mm)
  最大サイズ 1040mm
  自重 700g