M42は如何でしょうか。

M42マウントレンズを中心に、バイクや機械式時計とともに遊んでいきます。

タグ:Schneider-Kreuznach

このレンズも、第227話からご無沙汰でしたので、ほぼ1年振りですか。
みんな、志賀に行くときだけ連れて行かれちゃうんですね。

DSCF2090

DSCF2091

ISO 200 開放 1/3200 +0.3EV です。

DSCF2288

ちょっとだけ、Bokeh は汚いですか?
光の反射をモロ受けちゃってますね。

ISO 200 開放 1/4000 ±0.0EV です。

DSCF2289

やっぱ、トロンとBokeh て貰いたいものです。
SEPTON のようにカッチリ描写しているわけでもない。

ISO 200 開放 1/5400 -0.3EV です。

DSCF2290

遠景は、えらくBokeh てるんですけど、まろやかさがない。

ISO 200 絞り5.6 1/350 +0.3EV です。

DSCF2293

絞ると、色味が変わりますか?
絞った、コレですよね。
Schneider の味。
Zeiss に真っ向勝負の解像度。
コレが欲しかったんです。

ISO 200 絞り5.6 1/480 ±0.0EV です。

DSCF2292

色味もレンズから湧いて出る色味をしています。
この色は、決してフィルムシュミレーションの色じゃない。
このような、レンズの色 + フィルムシュミレーションってのが無限の色味を生む、オールドレンズ趣味の醍醐味なんでしょうね。

ISO 200 絞り5.6 1/600 -0.3EV です。

DSCF2291

バキバキの解像度だっ。。。

ISO 200 開放 1/2500 +0.3EV です。

DSCF2294

あ"ぁ"っ、痛恨の「後ピン」だぁ。。。
て、ことは、キリキリの解像度も「絞り込んだらね」という条件付きのレンズかと。。。

ISO 200 開放 1/3200 ±0.0EV です。

DSCF2295


ISO 200 開放 1/4000 -0.3EV です。

DSCF2296


ISO 200 絞り5.6 1/300 +0.3EV です。

DSCF2299

このシリーズ、全て後ピンです。
申し訳ない。。。

ISO 200 絞り5.6 1/400 ±0.0EV です。

DSCF2298


ISO 200 絞り5.6 1/480 -0.3EV です。

DSCF2297


ISO 200 開放 1/6000 +0.3EV です。

DSCF2347

Planar というよりは、SEPTON と似たような「玉ボケ」ですね。
SEPTON と兄弟で、レンズ違いによる色味違い、みたいな。。。

ISO 200 開放 1/7500 ±0.0EV です。

DSCF2346

開放では、「ぐるっと」きてますか。
空の色は、SEPTON 譲りですね。

ISO 200 開放 1/10000 -0.3EV です。

DSCF2345

こりゃぁ、すげぇや。。。
ぐるっと来ている効果もあって、SEPTON とは全く違った描写となりました。
こういう絵、第394話の IZOS 16KP 1.2/50 の「菜の花の絵」に似ているかなぁ。。。
縦横比が取れれば、ブログの表紙にしたい絵ができました。
凄い描写です。

ISO 200 絞り5.6 1/680 +0.3EV です。

DSCF2348

このレンズも絞り込めば、「玉虫」出現ですね。
あれもこれも、どのレンズも皆「玉虫」出現じゃ、普通に見えちゃうじゃないですかっ。
違いますからね。
どのレンズも、凄いからの結果なんです。

ISO 200 絞り5.6 1/900 ±0.0EV です。

DSCF2349

これ、写真なんですか?
解らない。
描写が凄すぎる。。。

ISO 200 絞り5.6 1/1100 -0.3EV です。

DSCF2350

スライドを見ているかのようですね。
別に、フィルムシュミレーションは、Velvia じゃないですよ。
PROVIA なんですけどね。

ISO 200 絞り22.0 1/15 ±0.0EV です。

DSCF2388

岩の描写もイイですね。
ピン処は、水なんですけどね。

ISO 200 絞り22.0 1/8 ±0.0EV です。

DSCF2389

こりゃ、イイや。
使い込めば、クセも判って、もっとイイ描写を引き出せそうな、Schneider Xenon ですね。






前話Retina-Longer-Xenon C 4.0/80 のマザーレンズ、Retina-Xenon C 2.8/50 ですね。
今回は、撮影位置を変えず、少し広い画角で見てください。
アップばかりじゃ、この強い日差しの中の写りを楽しんでいただけないかと思いましてね。
いや、この強い日差しで、困っている私を楽しんでいただければ、と。

DSCF2121


ISO 200 開放 1/800 +1.0EV です。

DSCF2081

写し込みは、正にオールドレンズ、ってカンジですね。
悪くはないですが、「解像度」の不足は否めませんな。
残念な写りですね。
でも、その曖昧な中に、「味」がありそうです。。。

ISO 200 絞り5.6 1/420 +1.0EV です。

DSCF2082

絞り込めば、ソコソコってカンジですね。
悪くはない。

しっかし、Schneider のXenon は、第一級のレンズです、っていってますな。
参ったね。。。







第442話で、Schneider-Kreuznach Retina-Xenon C 2.8/50 + Retina-Longer-Xenon C 4.0/80 をみていただきましたが、今回は、望遠だけを見ていただきましょう。
Schneider-Kreuznach Retina-Longer-Xenon C 4.0/80 としての登場です。

DSCF2123

グリーンのコーティングも含まれていたんですね。割と新しいコーティングです。

DSCF2124

マザーレンズと合体することで、Retina-Longer-Xenon C 4.0/80 に変身します。

ISO 200 開放 1/1100 ±0.0EV  シャドゥトーン(-2)です。

DSCF2062-シャ▼2開

すっごいコントラストですね。
決して、LOMO RO502-1 に負けてませんね。

シャドゥトーンを0に戻しました。
ISO 200 開放 1/320 ±0.0EV です。

DSCF2066

明るすぎちゃってね。

ISO 200 開放 1/640 +1.0EV です。

DSCF2073-シャ0-開

明るいのに、更に+1.0EV じゃ、破滅ですな。
でも、ちょびっと、レンズを振れば、あながちなくもない絵になりましたね。

〆に、ISO 200 絞り8.0 1/250 +1.0EV です。

DSCF2074-シャ0-8.0

絞り込むと、「あっ!」って、カンジですね。
なかなか良い写りです。

好みは、1枚目のシャドゥトーン(-2)の絵かな。。。







第60話で、ZEISS IKON ContaflexⅢ抜取Carl Zeiss Tessar 2.8/50 + Pro-Tessar3.2/35 + ProTessar4.0/115 を紹介しましたが、同様に第1群を交換するだけでマザーレンズを駆使しつつ、望遠レンズに変身しちゃうレンズをSchneider-Kreuznach でも製造していましたので、紹介します。

このマザーレンズをカメラから抜き取るのが、至極大変で、Retina ⅡC やらRetina Reflex やら買い求めてみたものの、「レンズの取り付けが複雑」「もったいない」が頭をよぎり、まっ、暇になってからやろうかな、と、思っていました。

そうしましたら、ヤフオクに、レンズを抜き取ってL39 マウントに改造された方が出品されておりましたので、自分の努力を捨て、金銭でカタを付けたいという、煩悩丸出しの自分がいました。

で、早速仕入れた次第です。

DSCF2042

Compur の左側の矢印が、絞り調整リングです。

DSCF2043

ちょっと、ボケちゃいました。
今回は、X-A2 で撮影したもので。。。
第1群が外れます。

DSCF2050

シュナイダーブルーのコーティングが、美しい。

この第1群を外しまして、
このレンズを付けるワケです。

DSCF2049

DSCF2048

キャップは、外しますがね。。。
で、

DSCF2044

こんなカンジになっちゃうワケです。。。

DSCF2046

試写です。
先ず、Retina-Xenon C 2.8/50 の状態です。
ISO 800 開放 1/27 +1.0EV です。

DSCF2040

チヨット、明るすぎますが、描写力は上々。。。
楽しいレンズです。

続いて、Retina-Longer-Xenon C 4.0/80 に変身して。
ISO 800 開放 1/20 +1.0EV です。

DSCF2039

「黒」が痛いほど、ドン!と向かってきますね。。。
流石、Schneider のXenon だけのことはあると思います。
描写力の高いレンズかと。。。







ピン処の細かいところでも、フレア風味のソフトな画像になるところでも、質感良く、硬質感と鋭い階調表現を実現し、鷲の目テッサーと勝負する唯一のレンズ・・・Xenotar に拘って、またまたです。
一度、気になりますと、トコトン検証してみたくなっちゃいますよね。。。


DSCF8013
 
非常に透明感ある、シアン系のコーティングが美しく、Schneider らしいレンズ色ですね。

DSCF8015

DKL マウントのレンズは、本当に品質の高い筐体です。
赤いカニさんが、被写界深度を示しています。
メジャーで測って撮影すれば、しっかりとピンが寄っているのが確認できると思います。
その範囲より、手前は前ボケに、後ろもボケるんでしょうね。

DSCF8014

DKL マウント部です。
右側3時の切り欠きの部分にマウントロックの爪が入りますね。

DSCF8012

こんな、専用ケースに入ってきました。
DKL マウントなんで、必要な対応ですね。

ここで、問題発生。
このレンズ、KODAK 用なんですかね。
ケースは、KODAK ですわ。
VOIGTLÄNDER SEPTON 2.0/50 DKL との比較ですが、DKL というマウントの規格はクリアしているものの、絞りを動かす爪がどうも反対のような。
短くて、DKL 用アダプターでは爪の上を舐めちゃっていて、絞りが不動の状態です。
反対側にプレビューの絞り爪があり、それはしっかりとした長さですので、マウントにはひっくり返してセットしようかと。

DSCF8016

赤丸の右側、真鍮製のような鉄板が見えるかと思いますが、右側の「PUR」の左上にちょびっと鉄製のような爪が見えるかと。
短いんだってば。

Schneider TELE Arton 4.0-85

レンズ構成図は、見当たりませんでしたので、Vega 3 のものを流用しました。
Vega 3 よりは、第2群の貼り合わせレンズの厚みに差があり、2枚目がやや厚いのと、第2群と第3群との間に長さがあるようです。
また、第3群の凹レンズは、Vega 3 ほど湾曲していないようです。第4群ももうすこし平らなようです。
基本的には、Schneider 故、Xenotar たるXenotar 型のレンズ設計ですね。


試写です。
X-T1 で撮影しました。フィルムシュミレーションは、PROVIA です。
WB は、オートです。

ISO 400 開放 1/38 +1.0EV です。

DSCF8017

すごっ。
PROVIA で、こんなに感じの良い、解像度高い絵は、今までにありませんでしたね。
数字の黒々としている色乗り。
メインのさくらんぼ・・・結構じゃないですか。

ISO 400 絞り8.0 1/18 +1.0EV です。

DSCF8018

開放で、f=4.0 ですからね。8.0 まで絞っても、普通のレンズで、4.0 とか5.6 程度なんですがね。
ピカピカじゃないですか。すっげぇ解像度です。
Xenotar 型故、マス目の細線といい、隅側の花菖蒲といい、ケッコーな描写だと思います。
流石、鷲の目Tessar と真っ向勝負できる、Xenotar 型のレンズです。

おっけ!!





第96話で紹介した、Schneider-Kreuznach Edixa-Tele-Xenar 3.5/135 M42 ですね。
当ブログでは、Schneider の第3弾として紹介しました。
135mm の所為もありますが、きれいな階調のBokeh 味があるレンズですね。
Schneider の「カチッ」とした写りというよりは、綺麗にBokeh ていく・・・そんな印象がありますね。

DSCF8134

PENTAX K-3 にキッチリと決まるレンズですね。
これくらいの筐体だと、すごっ、ってカンジです。。。

先ずは、X-T1 から。
ISO 200 開放 1/4000 +0.0EV です。

DSCF8063

色味はイイですねぇ。。。
描写力も、Schneider らしく、開放からしっかりです。

ISO 200 絞り5.6 1/1800 +0.0EV です。

DSCF8071


ISO 200 開放 1/2700 +0.0EV です。

DSCF8074

出ましたね。。。
しっかり部分と、綺麗な階調てBokeh ていく・・・
全く、嫌味のない写りです。

ISO 200 絞り5.6 1/1100 +0.0EV です。

DSCF8075

ちょい、絞ったf = 5.6 でも、いい感じですかね。
Bokeh てますしね。

今度は、PENTAX K-3 です。
ISO 100 開放 1/2000 +0.0EV です。

IMGP0167

+0.0EV なんですがね。
ちょびっと、暗くてね。
失敗ですわ。。。

ISO 100 絞り5.6 1/500 +0.0EV です。

IMGP0169

PENTAX は、絞ると明るくなりますね。
しかし、まだ、暗い。。。

ISO 200 開放 1/2000 +0.0EV です。

IMGP0170

これ、写りとしては、開放ですが、ビシビシなんでしょうね。
PENTAX 機との相性も抜群ですか。
Bokeh 味も、凄いと思います。

ISO 200 絞り5.6 1/500 +0.0EV です。

IMGP0173

ちょい、絞り込んだこの絵は、ピン部分から少し離れたところから一気にBokeh 出してますね。
桜のような淡い被写体じゃなくて、色味が強い被写体ですと、スゴい絵になるんでしょうね。



DSCF8135





第265話に続く、Schneider Durst の50mmモデルですね。

DSCF6053


ISO 200 開放 1/340 -0.3EVです。

DSCF6732

まぁ、大体。色味とかイイですが、Rodenstock を見ちゃいますとねぇ。。。なんとも。

ISO 200 絞り8.0 1/90 -0.3EVです。

DSCF6733

前のYASHICA ML といい、なんか、ピンとこないんだよなぁ。。。

ISO 200 開放 1/400 -0.3EVです。

DSCF6730

近場は、本当にイイ感じなんですよねぇ。。。

ISO 200 絞り8.0 1/100 -0.3EVです。

DSCF6731

絞っても、いまいちの感あり、ですね。
もっと、キリキリ来て欲しいなぁ。。。

第257話で、CマウントのEnlarger には、特別な注意が必要である、と、申し上げましたが、今回、50mmでしたので、ヒヤヒヤでしたが、なんとか1番薄いヘリコイドリングで無限遠~合焦しました。


DSCF6057





今回は、Schneider のDurst という引伸機器メーカー宛のEnlarger です。

DSCF6042

Durst がオレンジ色ってのが、粋ですね。
Componar がレンズの名称ですね。

ISO 200 開放 1/750 -0.3EVです。

DSCF6718-開

ありゃ。。。
Enlarger だと、皆、フレアの嵐かと思えば、普通に写るレンズもあるですね。
てか、それが「普通」なんじゃないですかね。
なんですか、この写り。
見事じゃないですか。流石、Schneider ですね。
Rodenstock の写りを思い浮かべますと、何かチラチラとピンが定まっていない感がありますが、全体としては結構かと思います。

ISO 200 絞り8.0 1/280 -0.3EVです。

DSCF6719-8.0


色味・解像ともよろしいかと思いますが、中心部のフレアが気になりますね。
絞るとフレア解消になるはずなんですけどね。

ISO 200 開放 1/750 -0.3EVです。

DSCF6720-開


開放から、被写界深度も深いですね。

ISO 200 絞り8.0 1/320 -0.3EVです。

DSCF6721-8.0

やはり、絞ると中心部にフレア発生・・・どういうこっちゃ?

DSCF6044

このレンズ、Cマウント=25.4mm径なので、「C mount to M39 」というアダプターが必要になります。
以下、M39 までくれば、ヘリコイドリングはM42ですので、M39→M42リングを嵌めれば撮影可能となります。
第257話で、CマウントのEnlarger には、特別な注意が必要である、と、申し上げましたが、焦点距離が75mmもあれば、大丈夫でしたね。
下の写真のように、随分とアンコをいれました。

DSCF6043






第226話のPlanar ・・・凄かったですね。
アートな写真にもってこいのレンズでした。
今回のXenon はどんな写りなんすかね。

ISO 200 開放 1/200 +0.3EVです。

DSCF6049-Xenon開

いきなり、うおっ!、ですか。
すげぇな。開放で・・・

ISO 200 絞り5.6 1/42 +0.3EVです。

DSCF6050-Xenon-5.6

この絵は、フィルムシュミレーションして楽しみたかったですね。
色味を変えたら良かったな。。。
しっかし、どれも銘玉だな。凄い描写だ。

ISO 200 開放 1/500 +0.3EVです。

DSCF6051-Xenon開

あれっ? 水の色が「泥沼」のようですね。あれっ?
ドイツの河って、こんな色だしね。
無限遠側も、まずまずです。

もう一丁。ISO 200 開放 1/450 +0.3EVです。

DSCF6052-Xenon開

・・・失礼しました。
EV 落とせばよかった。。。

ISO 200 絞り8.0 1/60 +0.3EVです。

DSCF6053-Xenon-8.0

このくらい絞ると、ムービーカメラの静止画を見ているかのようですね。
素晴らしい絵を見せてもらいました。
凄い!

ISO 200 絞り8.0 1/90 +0.3EVです。

DSCF6054-Xenon-8.0

うっわぁぁぁぁぁ!
この無限遠は、本当に凄い!
圧巻です。
どこまでも、インフィニティに解像しています。恐ろしいレンズです。

ISO 200 開放 1/30 +0.3EVです。

DSCF6055-Xenon-8.0

こんくらい近ければね。
楽勝でした。

ISO 200 開放 1/400 -0.7EVです。

DSCF6177-Xenon-開

まっ、凄いこと。
Xenon は、Planar より被写界深度が浅いですね。

ISO 200 絞り5.6 1/170 -0.7EVです。

DSCF6178-Xenon-5.6

やはり、Planar より被写界深度が浅いです。
色味は凄いですね。
描写力も凄い。

ISO 200 絞り5.6 1/80 -1.0EVです。

DSCF6179-Xenon-5.6

フジの色、という感じではないですね。
どちらかというと、XR RIKENON とカチカチ勝負!ってカンジですか。

ISO 200 開放 1/1250 -0.7EVです。

DSCF6212-Xenon-開

開放でも、描写力・色味とも素晴らしいものがあります。
水辺の草の色がたまりません。

ISO 200 絞り8.0 1/220 -0.7EVです。

DSCF6213-Xenon-8.0

Planar より寒色系ですが、これがシュナイダーのらしい描写だと思います。
キリキリした画面で、素晴らしいものがあると思います。

DSCF6262-Xenon


DSCF6263








今回は、久しぶりのSchneider ですね。
それも、最高位のXenon です。
第38話のXenar はイマイチで、第96話のEdixa-Tele-Xenar はナカナカのモデルで、同じXenar でも、長い年月の中でコンデションを維持しているものが少ない、と、いったところですが、今回のXenon は、どうなんでしょうかね。

マウントも、デッケルマウント(DKL)で、ここに来て、DKL 爆発ですが。。。
M42マウントと、高い親和性を誇ります。


DSCF6001
 
PENTA機に、よく似合いますね。Xenon 。
凛、としています。

DSCF6002

大きさも、丁度いいバランスかと。。。
かっけぇ!!
それでは、ISO 400 開放 1/500 ±0.0EVから。

IMGP0082

おっ、色味いいなぁ~。
解像度も高いようです。

続いて、ISO 200 絞り5.6 1/6 -2.0EVです。

IMGP0085


いやぁ、PENTA機とSchneider と相性悪いなぁ。。。
露出が全く合っていません。
グリーンボタン押そうが、どうしようもありません。開放かちょびっと絞り以外は受け付けてくれませんでした。シャッター優先って、どうやるんでしたっけ?

方角を変えて。
ISO 200 開放 1/250 ±0.0EVです。

IMGP0093

こんな露出でお願いしたいんですけどね。
いつも、「ほぼ」K-20DだけでOKでしたので、K-3持っていなかったんですよね。
ある意味、K-20Dのカメラ側の色味が好き、っていうのもありましてね。逆に言うと、K-3の色味の方が嫌いということもありますね。
古くても、イイものはイイんです!

ISO 200 絞り5.6 1/8 -2.0EVです。

IMGP0096

解像は、イイですね。

被写体を変えて。
ISO 400 開放 1/800 +2.0EVです。

IMGP0098

おおっ、流石Schneider !!
でも、ちょびっと、グルってますかね。
Retina-Xenon って、ちょっと・・・ですか??

ISO 400 絞り5.6 1/50 -1.7EVです。

IMGP0099


この絵はいいじゃないですかっ!!
このような絞り具合、露出条件で撮ってくださいと、レンズが申しております。
へぇ。
と、なると、第204話のVOIGTLÄNDER SEPTON の方が価値あるレンズということでしょうかね。
侮ることなかれ。VOIGTLÄNDER。。。

ISO 400 開放 1/2000 +1.0EVです。

IMGP0101

いやぁ、この絵はいいな。
Schneider Xenon の本領発揮ですかね。

ISO 400 絞り5.6 1/60 -1.7EVです。

IMGP0102

この絞りの差による、被写界深度の差!
凄いですね。圧倒的な表現力かと思います。

ISO 400 開放 1/1000 +0.7EVです。

IMGP0103

続いて、ISO 400 開放 1/1250 +0.7EVです。

IMGP0105


偶然、シャッタースピードが1段違って降りました。
1段の差って、わずかな差が出て、楽しいですね。
私?とーぜん後の写真ですね。
SEPTON と違って、真ん中に集まるかのような絵です。

ISO 200 絞り5.6 1/20 -2.0EVです。

IMGP0109

SEPTON とは異なり、被写界深度がもーれつ深いので、このような絵ですと、死にますね。
ちーん。。。

ISO 200 開放 1/1250 +1.0EVです。

IMGP0119

やはり、「色味」は、VOIGTLÄNDER と似てますかね。
この絵自体、FUJI の色かと錯覚しました。

ISO 200 絞り5.6 1/50 -2.0EVです。

IMGP0124

はい。
素晴らしいですね、Schneider-Kreuznach Retina-Xenon 。
十分、参りました。

どうなんでしょ。
最近の中では、第190話のCarl Zeiss Planar とも違い、第204話のVOIGTLÄNDER SEPTON とも違い、孤高、ですかね。
被写界深度の優劣で、圧倒したSchneider-Kreuznach Retina-Xenon でした。

DSCF6003


おおっ、シュナイダーブルー、出てます♡

DSCF6004

 
ふふふっ。
実は、このレンズ、2feet バージョンでして、一般的には3feet モノなんですがね、レアバージョンなんでしたっ。
デッケルマウント故、カニさんの爪が「被写界深度」を示しています。
AF信者の方々ぁ、「被写界深度」知っとるけぇぇぇぇぇ。

あっ、マウント側は、DKL-M42マウントアダプターですね。

DSCF6006

絞りは、五角形ですか。
孤高の被写界深度居士、Schneider-Kreuznach Retina-Xenon でした。
素晴らしい!!






第95話のsmc PENTAX-Fには、参りましたね。
素晴らしいの一言でした。
あーあ、あんな写りをされちゃうんじゃ、今までのオールドレンズ群は何やってたんだって、思いませんか?
全部不要で、smc PENTAX-Fが1本あれば、中望遠から200mmまで、カバーできるじゃん。。。ってか。

そーだねぇ。。。

今回は、Schneider-Kreuznach の135mm、Edixa-Tele-Xenarです。
シュナイダーは、「Xenar」と「Xenon」という名のレンズを製品化していまして、「Xenon」の方が上位品で、明るさも明るい、究極の逸品ですね。
高くて、買えません。

IMGP9261-Schneider


シュナイダー・ブルー、モノコーティングの「青」が美しい。

ISO 200 開放 1/2000 -1.0EVです。

IMGP8483-Sch-Xenar本番


むっふっ!
すっっっっっごい描写!
ええっ、何だってぇ? AFがどうのこうのってぇ?
ぜぇ~~~んぜん、ワケわからないんですけどねぇ。。。
➡ 流石、シュナイダー。

  今までも、第32話・第34話で欧州最強の描写を紹介してきましたが、特にcurtagon はイイとして、Xenarの方はイマイチの感がありました。
  ところが、同じ「Xenar」シリーズが、今回、シュナイダーの実力を証明してしまいました。「ナメるなよ!」ってね。


続いて、ISO 200 絞り5.6 1/250 -1.0EVです。

IMGP8489-Sch-Xenar-5.6本番


解像度、色乗り、描写・・・全てが素晴らしいですね。
特に、ピン部分に「光」が表現できたのが素晴らしい。
この絵なら、AFに負けてないと思います。
使えますね、オールドレンズの135mm群達。KONICA然り、KOMINAR,CIMKO然り・・・語り尽くせません。

IMGP9262


フードを付けるとこんな「お姿」になります。
このフード、よくできていて、この状態ではフィルター径に捻ってシッカリとハマり、ひっくり返すと、また、フィルター径に合って、シッカリと固定できる優れモノです。
こうゆうのイイですよね。屋外でシッカリと管理できます。
後年、プラ製で、バネで引っかかっているモノや切込みの妙で収納できるものも出現しましたが、「老人に解りやすい」という点では、「回す」がシンプルで、意思に反した「脱落」・「紛失」等が無いと思います。

IMGP9264


このレンズ、Schachtと同様の鏡筒で、絞りを絞ると赤い帯が動いて、「被写界深度」を表示してくれるんですが、経年劣化により、よく見えませんね。「5.6」のところが若干「赤」く見えます。
ボロクソ言っていたSchachtの方が、よく見えます。・・・でも使わないな、ピント合わせでファインダー内を凝視している「余裕のない私」ですから。




最強打者Curtagonに続き、いよいよ欧州のDon降臨です。
Schneider-Kreuznach Xenar 2.8/50。

IMGP8904Schneidar-Xenar


どんな写りなのでしょうか。

早速、ISO 200 開放 1/4000 ±0.0EVから。

IMGP8107-SCH-Xeno本番


黄色の色については、お恥ずかしながら「mamiya/sekor」より少しはイイかな。「ソフトなタッチ」にも見えますが、花に当たった光が反射して「白く」なっている気がします。→そんじゃ、mamiya/sekorって、イイLENSじゃね?。。。→それは違いますな。残念な方向ですね。
解決策は、露出アンダーでパチリ!でしょうか。明るすぎるLENSかと。
★そういえば、K-20って、1/4000までしかなくて、絞り優先の設定だったから、光が強すぎて「エラーサイン」出ていたかも。
 撮影時、なんかサイン出たような気がしたけど、まっいいかっ。を、してしまいした。ゴメン!


気を取り戻して、再度トライ!!
ISO 200 絞り5.6 1/750 ±0.0EVです。

IMGP8108シュナXENA-5.6


まーまーですけど、やはり、白さが気に入りません。
どーゆーこと??
手前の葉は、鋭いエッジが効いた写りですがね。白さがね。。。ちょっとね。。。


赤味は、どうなんですか??
ISO 400 開放 1/4000 ±0.0EVです。

IMGP8164シュナクセナ本番


おおっ、これは。。。
いやいや、さぁすがぁ!ですね。
素晴らしい描写です。
色乗りも素晴らしく、臨場感タップリです。色乗りは、何故か「和風」を想わせる。
Made in JAPANを、当時、Schneiderは研究していたのかな。逆か! Schneiderに怒られますね。

ISO 400 絞り5.6 1/250 ±0.0EVです。

IMGP8168-シュナクセナ-5.6本番


なかなか、むずかしい写りですね。
PENTAXと相性悪いのかな?露出オーバーになってしまいました。トホッ⤵

お馴染みの、「朝練」では?
ISO 400 開放 1/1000 ±0.0EVです。

IMGP8233-Schna本番


早朝の光が強くない条件の場合、今までの強豪の中で、一番黄色の色味が乗っていますね。流石です。ともすれば、「レモン色」になりがちな欧州勢にあって、緑色を含め、色味の深さをしっかりと表現する「和風」なLENSですね。
でも、Curtagonと同じSchneiderらしく、「ここがピン」ですよ、と、言っているところも凄いです。
今回の撮影では、大量のLENSを一気に交換しつつ、「えいっ、やっ」で撮影したんですが、やはり、1本1本「性格を見極めつつ」露出設定をしてあげるべきですね。
カメラ任せじゃ、いかんいかん。
→→→でもなぁ、K-20のモニターって、解像度が低いみたいで、よく判らないんだよなぁ・・・おまけに老眼だし。だから、K-3買ったんだっけ?

参考ついでに、ISO 400 絞り5.6 1/125 ±0.0EVです。

IMGP8234-sunaid5.6本番


おっ、・・・レモン色には、なりましたが、ピン具合がいいですね。建物の写り具合といい、被写界深度の深い描写です。爽やかなな描写でGOOD!!

・・・皆さん知ってます? シャッター音は、K-20の方が撮った気になります。「シャキーン!」みたいな音がするんですよ。だから、ツイツイ使用してしまいます。それに比べてK-3は、無音に近い。。。あれっ?撮ったんだっけ?・・・はれ?みたいな。。。ギモンが。。。


色イロイロでは、どうなんですか?
ISO 200 開放 1/4000 ±0.0EVです。

IMGP8287-Schn-Xena本番


なんか、ドギツイ?写りですねぇ。。。
コテコテ、これでもカッ、て、カンジの描写です。
ピン周辺に力が集中していますねぇ。。。

Xenarは、開放での写り具合は良いと思いますが、第37話のマクロタクマー同様、イイLENSって、絞りがいらないんでしょうかね?
絞った撮影もして、予め比較をしているんですが、被写界深度の変化を始め、絵造りに劇的な変化が少なく、「開放で十分じゃん・・・」「皆さんに伝わるよぉ」って、カンジなのです。はい。
タクマーの兄貴やCassar Sなんかですと、f=11位まで3段階ぐらいに絞って、その差をそれぞれ紹介してもいいのでは、と、思いますが。

ISO 200 絞り5.6 1/500 ±0.0EVです。

IMGP8288-シュナクセナ-5.6本番


Xenarは、絞ったこっちの絵の方が数段イイかな?
こちらの絵の方が、スッキリ!ですね。
とてもイイ感じです。
手前の「黄色」も見事です。
この色乗り・描写なら「ニッコウキスゲ」のマイナス分は、ナシにしましょうかね。
タクマー同様、素晴らしい写真が撮れました。

最後に、クガイソウの青みはどうでしょう。
ISO 200 開放 1/500 ±0.0EVです。

IMGP8337-Schna-Xena本番


何とも、「光」と「影」を感じる絵になりました。
リングボケ・玉ボケが出現しています。
以前の「画像圧縮」では、「青味」が抜けてしまい、「白っぽい」絵に変換されてしまいましたが、このブログにアップする「画像圧縮」をしたところ、全く違う絵になりました。
本来の「生画像」に、より近い圧縮でアップできるようになり、私も嬉しく思います。
よかった・・・「お引っ越し」をする甲斐があったというものです。

キラリとスゴ撮ができる、欧州のDon、Schneider-Kreuznach Xenar 2.8/50でした。

IMGP8906-Schne-Xena


距離環のところに、「Edixa-Reflex」と書いてありますが、これは、「Wirgin Edixa-Reflex」という、1954年から10年間ほど製造された「Wirgin社」の一眼レフカメラのことですね。これに標準レンズとして付いていたのでしょう。
「標準レンズ」ですよ。「標準レンズ」。 「キットレンズ」っていうと、なんか安っぽく聞こえるんだよな。







いよいよ、ドイツの最強打者の登場です。
どんな、描写を見せてくれるのか、Zeissファンには、申し訳ありません。
こんなレンズもあるんですよ、ドイツには。
ドイツ最強の写りを楽しんでください。

IMGP8913-Schne-Curta


先ずは、ISO 200 開放、1/3000 ±0.0EVです。

IMGP8110-シュナクルタ


開放から、いきなり、ビシビシですねぇ。。。
恐ろしい・・・
色乗り良し、解像度良しです。
続いて、ISO 200 絞り5.6 1/250 ±0.0EVです。

IMGP8112-シュナクルタ-5.6


良い描写ですね。静かに、そして的確に。鮮やかな描写です。
5.6まで絞っても、Bokeh具合は丁度イイんじゃないですかね。
広角レンズなのに、このBokeh具合とは・・・凄いレンズです。

続いて、赤味の色乗りは?
ISO 400 開放、1/2000 ±0.0EVです。

IMGP8161-シュナクルタ本番


Steinheil Cassar Sより、描写力は「上」かと。幻想的(芸術的)ではなく、リアルです。
ENNA Reflexogonより、被写界深度が浅く、Bokehります。

Bokehをどう捉えるか、あった方が広角レンズとして望ましいのか、はたまた、無い方があるべき姿なのか?
私は、広角レンズの究極は、パン・フォーカスである、と、思っていますので、被写界深度が深い方が「良いレンズ」であると判断します。
しかしながら、世の人は、割りとFlektogon派と言いますか、支持されている方が滅法多いと思いますので、その視点からは、このSchneider-Kreuznach のcurtagonに対する評価も高いものがあると判断しています。
ENNAかcurtagonか、どちらも世界第1級です。最終的には好みかと。
私は、シュナイダーを支持しつつ、ENNAを高く認めたいと思います。

続いて、ISO 400 絞り5.6 1/500 ±0.0EVです。

IMGP8162-シュナクルタ-5.6本番


この写りで、何の不満があるでしょうか。
素晴らしい描写です。
Schneider-Kreuznach。私は、Zeissの上を行くレンズであると確信しています。
→ 追って、証明しますね。皆さん、割りとビックリしますよ。お楽しみに。

さて、場を変えて黄色で。
ISO 400 開放 1/750 ±0.0EVです。

IMGP8256-シュナクルタ-本番


ENNAとの最大の差は、「ここがピン」ですよ、と、画像が説明していることです。
広角なのに、ここですよ、と、明示する絵造り。
凄いなぁ、Curtagon。撮影者の意思まで写しているんですよね。
だから、遠景はそれなりにBokehて「引っ込む」絵造りです。
「モノ言う」レンズって、他にあるんですかね、ナチュラルな写りで。無いですね。
あっ、そうそう。。。黄色はレモン色ですね。KOMINAR系です。
だから、色味だけは、Made in JAPANレンズの方が色乗りは良いですね。

ISO 400 絞り5.6 1/125 ±0.0EVです。

IMGP8258-シュナクルタ-5.6-本番


更に、スッキリ。「レモン色」がちょっとね。
だけど、素晴らしい絵です。

お馴染みの、色イロイロです。
ISO 200 開放、1/2000 ±0.0EVです。

IMGP8277-シュナクルタ本番


すごっ。
ENNA のReflexogonもいいと思いましたが、コイツも凄い。
いい色でてますねぇ。。。
ISO 200 絞り5.6 1/250 ±0.0EVでは。。。

IMGP8278-シュナクルタ-5.6-本番


凄いなぁ。。。遠景の「森」まで、しっかりです。
花の色味も、色乗り良く素晴らしいです。
「ヌケ」のよい描写ですね。
詳しく述べれば、空の「青」さ、森の「ハッキリ」具合は、ENNAの勝ちですケド。。。
とにかく、素晴らしい、レンズ世界の「宝物」。
Schneider-Kreuznach curtagon 2.8/35でした。

IMGP8914-Schne-Curta






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