M42は如何でしょうか。

M42マウントレンズを中心に、バイクや機械式時計とともに遊んでいきます。

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どうもね。
SIGMA SD Quattro H の描写に「赤味」が不足していると思うんですよ。
接写とかで、「赤飽和しない」程度にチューニングされているんですかね。

で、色味はドップリと濃い、PENTAX 6×7 Super-Multi-Coated TAKUMAR 3.5/55 で試写を。

DSCF8003

Sigma SA マウントは、Kマウントですので、アダプターを介して、スポンとセットできます。
フランジバックは、違いますよ、何度も指摘しときますが。。。

DSCF8004

アダプター自体に三脚への取り付けができるよう(レンズ自体がメチャ重たいから)、配慮されているのは、素晴らしいことですね。

試写です。
全て、ISO 160 開放 1/20 ±0.0EV です。

先ずは、WB を太陽光・カラーバランスをSTD で。

SDQH0001-太陽-STD

本来、ニュートラルな色味が出るモードですが、何か「渋い」色味になってます。

次に、WB を太陽光・カラーバランスをニュートラル で。
SDQH0002-太陽-NTL

本来、「渋い色味」なハズですが、露光オーバーになっていて、色味が不明ですね。
デバイスをあれこれ変えて、皆さんに均等に見ていただけるよう、露光調整をしているつもりですが、どうも、自分のパソコン(Dyna Book)のモニターで見ると、露光オーバー程度でないといけませんので、確かな指摘ができません。申し訳ない。。。

次に、WB を太陽光・カラーバランスを風景 で。

SDQH0003-太陽-風景

カラーモードを「風景」にすると、葉の色が彩度の高い色味になるのは、間違いなし。

次に、WB を太陽光・カラーバランスをVivit で。

SDQH0004-太陽-VIVIT


なんか、代わり映えがしませんねぇ。。。
WB を蛍光灯にしてみましょう。カラーバランスは、Vivit のまま。


SDQH0005-蛍光

これはこれで、渋ちんだな。。。
サクランボの原画は、もっとピンクなんです。
で、蛍光灯の色味補正を少々、赤寄りにしてみます。

SDQH0006-蛍光-赤補正1

ちょっと、フレア掛ってきました。。。
赤くなる、というよりは、白いところが青くなってきました。

もっと、赤寄りに補正してみます。

SDQH0007-蛍光-赤補正2

白いところが赤くなってきまして、少しはサクランボが赤くなりましたかね。
全体としては、補正失敗、というか、補正はやらない方がまともかのような。。。

カラーバランスは、X-TRANS CMOS の圧勝なんですかね。
FOVEON センサーは、あくまでも「解像命」なんでしょうか。

それとも、SIGMA LENS しか、色味が合わないとか。。。
マジか。。。





今回は、新潟のホタルに続き、夏のヒカリモノ、花火をお届けします。
今回は、練習なんです。
なぜかといえば、花火の打ち上げポイントと我が家の間にビルがありまして、直線方向が一致しちゃってて、サイドからあぶれた花火だけのショットになりますね。
その邪魔なビルは、今年中に解体ですので、来年は、バッチリの予定です。

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今回のレンズは、MINOLTA MC TELE ROKKOR-QD 3.5/135 ですね。
このレンズにND-4フィルターを装着し、ISO 200 絞りは16.0 2秒から10秒程で撮影しました。
後に紹介しますが、NDフィルターは、ND-8とか16とかの方が絞りを開けれますので、オススメです。
ネットで紹介している秒数では、露光オーバーになると思いますね。
撮影地点は、打ち上げ地点から1キロメートル程度の距離です。
50mm の標準レンズでは、ちと遠いかな、と、思いますが、打ち上げ時の花火の脚込み、全体GET ってんなら、広角も視野に携帯していった方がよいでしょう。

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距離1キロで、135mm では、近過ぎますかね。
90mm とか105mm で良いと思います。
ROKKOR は、とても良いレンズだと思います。








第333話とかで紹介しました、Feodosiya Industar-96U-1 3.5/50 L39 ですね。
コイツも、すげぇレンズでありまして、解像度は、60/24 本mm(中心/エッジ)ですね。
すごくちっちゃくて、セコいレンズなんですけど、中心部の解像は、現代の「お高い」レンズと同様の写り込みをするレンズです。
レンズの外周部、エッジ部はというと、24本/mm ですので、悲しくなるほど曖昧な写りとなります。
・・・受光する方がAPS-C ですのでね、運が良ければ、「美味しいトコ」しか写ってないという、ゲスな思惑もあるレンズです。。。

DSCF2139

DSCF2140

絞り指標もね、クリック感なんか無縁でね、ウトウトしていると、回っちゃったりします。

ISO 200 開放 1/750 +1.0EV です。

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ハイライト部がちょびっと甘いですが、前話のLZOS VEGA-11U 2.8/50 L39 よりはイイ絵になりましたね。
解像度がアップすると、コントラストまでギンギンなのは、ある意味、閉口しますね。

ISO 200 絞り5.6 1/340 +1.0EV です。

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まぁ、イイ感じなんじゃないでしょうかね。
MMZ VEGA-11U 3.0/54 M39 には、及ばないと思います。
なにせ、セコいレンズですから。。。
でも、開放➡絞り込みとも、一発OK のレンズですから、ファインダー越しの解像度はしっかりしていると思います。
言い方を変えれば、「撮影がし易いレンズ」とも、言えるでしょう。






このレンズは、初めての紹介ですね。


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KOMURA 独特のコーティング色です。

DSCF2018

絞りは、プリセット絞りですね。

DSCF2020

KOMURA 独特の「ユニマウント」が付いてました。
UNI CR って書いてある部分から分離し、別のマウントに変身しちゃおってワケです。

ISO 200 開放 1/200 +0.3EV です。

DSCF0176-開0.3

オールドレンズっぽい、柔らかな描写ですね。

ISO 200 開放 1/220 +0.7EV です。

DSCF0177-開0.7

+EV へ振ってみましたが、あまり変化はないですね。。。
当日、雨が振っていましたから、刻々と光の加減が変わってましたし。

ISO 200 開放 1/240 +1.0EV です。

DSCF0172-開1.0

+0.7EV の方が、やはり色乗りは良いようです。

ISO 200 開放 1/180 +1.3EV です。

DSCF0175-開1.3

ここまで来ると、イマイチですね。

ISO 200 絞り5.6 1/125 +1.0EV です。

DSCF0173-5.6-1.0

絞ると、お約束どおり、描写力アップです。
+1.0EV でも、良い色乗りですねぇ。。。

ISO 200 絞り5.6 1/80 +1.3EV です。

DSCF0178-5.6-1.3

これ、ベストショットかな。
色乗りがとてもイイです。。。

ISO 200 開放 1/100 ±0.0EV です。

DSCF0179-開0.0

ピン部分、露光を上げすぎてしまいました⤵
白っちゃけてね。。。

ISO 200 開放 1/150 -0.7EV です。

DSCF0181-開-0.7

で、露光を下げて。。。
色味はイイですが、ホンワカしていて、KOMURA らしくないような気がします。

ISO 200 絞り5.6 1/52 ±0.0EV です。

DSCF0180-5.6-0.0

±0.0EV ですが、絞り込んでいるので、解像度が上がっていて、割とアリかな。

ISO 200 絞り5.6 1/75 -0.7EV です。

DSCF0182-5.6-0.7

これ、KOMURA らしいな。
凄いや。
オールドレンズなんですが、KOMURA は、ここまで攻めてきますね。
凄いや。。。
 





第393話で、Fujita F.C KALIGAR 3.5/80 M44 、実質、M42 ですが、紹介をしました。
それで、忘れちゃっていたんですよね。。。他のレンズ、特にTakumar に気が惹かれて。。。

ですので、今回、気合を入れての撮影です。

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ブルーのコーティングは、藤田光学独特です。。。

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ロシア、RAF カメラ製のアダプターで、しっかりと復活です。。。
一番下、カメラよりは中華製のマクロリングですが。

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フィルター径は、34mm なんですかね? はて。

ISO 200 開放 1/250 +0.3EV です。

DSCF0140

オールドレンズ故、フレアを伴っていて、雰囲気出まくりですが、前話のISCO よか、よっぽどイイ写りです。
こうじゃないとね。いくら、オールドレンズっていったってね。

ISO 200 開放 1/420 -0.3EV です。

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これも、フレアを伴っていますが、大夫、イイ感じじゃないですか。。。
色味も、いいね。
このような写り込みだと、第314話のKOMZ Industar-51 4.5/210 Brass lens 1948 Laege Format 20-Blades 辺りと撮り比べしたい気がします。

ISO 200 開放 1/550 -0.7EV です。

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更に、色濃く、それでいて嫌味のない、スッキリとした色乗りです。

ISO 200 絞り5.6 1/200 ±0.0EV です。

DSCF0144

絞り込んでも、フレア、出てますね。
まぁ、ワザと逆光気味ですからね。
解像度は、確実に上がっています。

ISO 200 絞り5.6 1/250 -0.3EV です。

DSCF0145

これ、イイなぁ。。。
ベストショットかな。。。

ISO 200 絞り5.6 1/320 -0.7EV です。

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これも、イイ。。。
この絵でも、フレアが入っていて、雰囲気最高です。
こっちかも。。。









今回は、Steinheil 。
久しぶりだなぁ。。。
大夫、防湿庫の肥やしになっていました。
フランジバックが面倒なんでね。

このQuinar は、パクセッテRF 用のレンズで、フランジバックが44mm ですね。
M39 のねじ込みなんですけど、ミラーレスカメラ用のマウントアダプターはないんでしょうね。
3群4枚のテレゾナー型で、ちょっとウキウキのレンズです。

マウントアダプターがなくとも、M39 ならばM42へ。
あとは、ミラーレスカメラならば、ヘリコイドリングでフランジバックを確保してあげれば、なんということはなし。

Enlarger lens より、ワクワクしませんね。装着に関してですが。

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いってみましょう。
ISO 200 開放 1/1100 ±0.0EVです。

DSCF6814

開放では、さっぱりとした写りです。
色味も、「軽い」ですかね。


ISO 200 絞り8.0 1/240 ±0.0EVです。

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俄然、解像度アップ!!
色味も載ってきましたかね。
青い空がきれいです。

ISO 200 開放 1/320 ±0.0EVです。

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やはり、「さっぱり」「軽い」表現ですね。
このような、軽いタッチじゃないんですけどね、Steinheil 。。。
逆光で、キラキラです♡

ISO 200 絞り8.0 1/125 ±0.0EVです。

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ファインダー越しでの感想ですが、このQuinar 、逆光に強い印象がありました。
絞り込んでいくと、猛烈にヤル気を出して、Steinheil らしくしっかりとした描写と色載りですね。
85mm なんで、ポートレートっていうか、日頃、付けっぱなしでもOK なレンズです。
ちょっと、ドイツならではの寒色系かな。

DSCF6862


 このレンズ、どうせヘリコイドリングと一緒載せなんで、1メートルなんて言わず、もっと寄れますね。
この撮影時は、どっちのヘリコイドを動かそうか、迷ってしまいました。





今回は、KONISHIROKU 名義のKONICA ですね。
KONICA は、FUJIFILM に絶対に負けない、「色」を創造する企業ですね。
私、ネガフィルムは、ほぼ「さくらカラー」でした。
懐かしいなぁ。。。


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ISO 200 開放 1/680 +0.3EVです。

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やはり、ちょっと、フレアが入りますが、日本製のレンズならば、こんなカンジ。
ちゃんと、撮影できる能力を保持してますね。

ISO 200 絞り8.0 1/170 +0.3EVです。

DSCF6778


クッキリ、ですね。
Rodenstock とは異なった、Made in Japan らしい描写です。
この辺り、フジフィルムとコニカが目指した「差」を感じますね。
コニカは、よりリアルを。フジはより自然を。
リアルと自然は、同じだろ。。。と、思われるでしょうけど、「よりリアル」には誇張が、「より自然」には色へのこだわりが感じられます。
わかるかな、わかんねぇだろうな。。。

ISO 200 開放 1/1500 +0.3EVです。

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どうですか?
この写りなら、ペンチマークたるE-NIKKOR 以上の写りだと思いませんか?
私は、思いますね。
何故か?

背景のBokeh が、「完全に」E-NIKKOR を超える表現だからです。
だから、私はNIKON を買わないんです。

なぜ、NIKON が重用されたのかというと、私は、新聞社の絵だと思いますね。
大した技術もなく、毎日、写真を載せ続けるために、白黒写真で「より解像している絵」が欲しかったと思いますね。
それには、NIKON の描写はうってつけだった、と、思います。
今は、カラーの時代ですからね。
好きな色味って、あると思います。

より自由な時代かと、も、思います。

ISO 200 絞り8.0 1/300 +0.3EVです。

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NIKKOR より、柔らかい描写ですね。
このような絵が、私は好きです。
色味、解像、とても良い絵かと思います。


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第259話で、FUJIMOTO PHOTO E-LUCKY 4Element 4.5/50 を紹介しましたが、今回は、1段明るいレンズのE-Lucky ですね。
このレンズは、大夫前に購入してあり、すっかり忘れていたレンズです⤵︎⤵︎⤵︎
藤本ですからね、気楽に楽しみたいですね。


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ISO 200 開放 1/170 +0.3EVです。

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続いて、ISO 200 絞り8.0 1/110 +0.3EVです。

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これだけね、フレアでまくると猿でも何かしようと思いまして、レンズの前にマウントアダプターをかざしてみました。
ISO 200 絞り5.6 1/350 +0.3EVです。

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レンズフードを付けた場合、このようなきれいな絵が撮れますね。
もっと、早くから対応しましょうね。
➡ 結構、イイ色のりと解像じゃないですかっ。

ISO 200 開放 1/640 +0.3EVです。

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これも、重めの色乗りですが、なかなかです。

ISO 200 絞り8.0 1/340 +0.3EVです。

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まぁ、FUJINAR ・FUJINON には勝てませんけどね。
好き嫌いは千差万別ですのでね。

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