M42は如何でしょうか。

M42マウントレンズを中心に、バイクや機械式時計とともに遊んでいきます。

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ここ数回、Quattro H の試写をしましたが、デバイスによっては、なんじゃこりゃ、と、露光が暗すぎるFOVEON の特性が出ちゃいまして、頭に来てます。

ならよ、+露光ビンビンでやってやっからよ!

今回は、第426話で紹介した、ASAHI OPT.CO. Super-Multi-Coated TAKUMAR/6✕7 2.8/150 を用います。
室内で、150mm は大変ですが、何とか撮影できました。

DSCF6003

DSCF6002

DSCF6001


撮影データは、ISO 160 開放 1/80 ±0.0EV です。
あれっ、±0.0EV ・・・ファインダー越しに、これで十分に見えちゃったものですから。

最初は、カラーモードをSTD で。

SDQH0001

まぁ、普通だな。

次に、ニュートラルです。

SDQH0002

これはねぇ。
やはり、フジのフィルムシュミレーションでいうところの「PRO Neg.STD」のように、ちょびっと、枯れてます。
渋い色出しをしたいとき専門ですな。

次に、風景です。

SDQH0003

これはねぇ、やはり、彩度が高いです。
フィルムシュミレーションでいうところの「Velvia」チックですが、Velvia ほどキツクないですが、まぁ、余程でないとつかわないかな。。。
Velvia は、Velvia で使いますので、多用しても良さそうなカンジですがね。

今度は、ホワイトバランスをAWB から太陽光にしました。
最初は、カラーモードをSTD で。

SDQH0004

色調は、変わりませんな。
ちょっと、温かいカンジになったかな。。。

次に、ニュートラルです。

SDQH0005

STD とニュートラルの差は、そのままです。

次に、風景です。

SDQH0006

やっぱねぇ、フィルムシュミレーションより使いにくいカンジですね。。。





第14話のSuper-Takumarより新しい、Multi-Coatのタクマーです。
タクマーも、「マルチコート」を身に纏って、どんな写りなのでしょうか。

IMGP9292-TAKU-150



また、無謀な設定です。
ISO 200  絞り開放、1/4000  -3.0EVです。

IMGP8667-TAK-150本番



ほう。。。
もう1段明るければ、「あり」な写りですか。このままでも、「あり」かも。。。
周囲は全くBokehの中にあり、どれが対象なのか、何を言いたいのか、解るような絵造りです。
105mmより、こっちですかね。寄りたいときは。。。

アングルを変えて。
ISO200  絞り11.0  1/500 -3.0EVです。

IMGP8677-TAK-150-11本番


続いて、森の中へ。。。
ISO 800  絞り5.6、1/125  -0.5EVです。

IMGP8702-TAK-150-5.6本番



解像度、バッチリ。刀より長い槍ですが、いいフレーミングで撮れました。
他の写真では左手、写っていない場所に光が差して、そっちかい?と、思える絵もありましたが、ピンはこっちでした。
後手のBokeh味がイイレンズですね。プロがよく使う写し方になりました。

あり、なんですよね・・・150mmを森の中に連れて行くの。
続いて、水面。
ISO 400  絞り5.6 1/500  -0.5EVです。

IMGP8752-TAK-150-4.0本番



紅葉の絵が不足していますが、十分な写り込みと樹々の描写ですね。
Super-Takumarよりイイかも。

続いて、逆光を。
ISO 400  1/1000  ±0.0EVです。

IMGP8762-TAK-135


105mmと同じで、もう少しレンズを上(先)に向けるべきでしたが、リフト脇の樹々がイイ感じです。
リフトのチェアが掛かっていませんが、すぐにでも動き出し、ずっと先のリフトへと乗り継げるかのような、動感がありますね。これも、写りの良さのなせるワザかと。

最後に望遠たる本領発揮の一部を。。。
ISO400 絞り8.0 1/4000 -3.0EVです。

IMGP8767-TAK-150-8.0




IMGP9295-150本番



こんな、ロングなレンズですが、どのシーンでも使えそうですね。
良い写りのレンズです!




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