M42は如何でしょうか。

M42マウントレンズを中心に、バイクや機械式時計とともに遊んでいきます。

カテゴリ: WRAY LONDON

第284話でも紹介した、WRAY LONDON SUPAR f=4.5 3"1/4 です。
このレンズ、人気があって、大夫読まれてますので、再度の登場ですね。
確かにイイレンズです。

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ISO 800 開放 1/34 -0.3EVです。

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手前プクプク、奥パッパ、ですか。
面白いレンズです。
普通、手前キリキリ奥プクプクだろうにね。

ISO 800 開放 1/25 -0.3EVです。

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-0.3EV  でも、赤サンゴの色味良しです。
Wray は、ホント、色乗りの良いレンズですね。

ISO 800 開放 1/34 -0.3EVです。

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青のミラーボールが放つ強い光がうまく表現できました。
ホント、やるな。

ISO 800 開放 1/34 -0.3EVです。

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暗くしても、放たれた光の像もしっかり。
描写もしっかりでした。

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40mm+約18mm 合計58mmのフランジバックですね。






今回は、WRAY 。
イギリスのレンズですね。
このブログは、日本製とドイツ製のレンズがほとんどですが、フランス製やイギリス製にも良い製品はありますね。ある意味、それを追いかけた方がマニアックかと。

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このエンラージャーも、プレートが外れませんでした。
ですので、「えい!」でございます。

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ステップダウンリングですと、天板ができますので、62mm のネジ径のみ利用です。
瞬間接着剤の威力は、強大なもので、絶対に外れない強度が出ます。ハズれないことに恐れをなし、4点接着ですが、それでも、十分な強度が出ます。
以下、62mm のネジ受けをステップアップリング62mmでねじ込み、それをオス側55mmへステップアップリングで落とします。
ステップアップなのに、サイズダウンで、頭が狂いますね。
55mm のオスまで来ましたので、更に、ステップアップリング42mm →55mm で最終的にM42 へと変換します。

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フランジバック長は、40mm + 17.7mm ですか。
約58mm位ありますが、K-3 のフランジバック長は、45.48mm ですので、
58-45.48=12.52mm しかなく、実質、ギリギリ。
K-3に装着するためには、2段目のステップアップリングまで全て外して、42mm → 65mm とかにして、3段目に12-17mmのヘリコイドリングでどうか、といったところかと。まぁ、5mm無限遠がでないでしょうね。

ISO 200 開放 1/800 ±0.0EVです。

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WRAY 。
よろしいじゃないですかっ。
スカッと、ヌケの良い写りですね。
色味も濃すぎないけど、薄くもなく。
良い描写です。

ISO 200 開放 1/800 ±0.0EVです。

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若干、中心部がフレアしてますが、反って、味が出ているとも思います。

ISO 200 開放 1/450 ±0.0EVです。

DSCF6808

逆光をフレアを伴って表現してますが、描写がイイので、とても良い写りだと思います。
大口径のレンズ(f 4.5✕2=9.0 > 3"1/4=8.25)ではないからか、Bokeh 味より、正確な描写になっているものと思います。

ISO 200 絞り8.0 1/85 ±0.0EVです。

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フード処理しましたが、ナカナカですね。
この実力は、評価に値します。
イギリスのレンズ、素晴らしいものと思います。
おっかけ~





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