今回は、Maurice Lacroix のPontos というシリーズですね。
型番は、ポントスですので、PT6048といい、 25Jewelsですか。2009年製です。
キャリバーは、ETA2824-2ですね。8BEAT 28,800振動/時。
エイトビートってのがイイですね。

モーリス・ラクロアは、とても新しいブランドで1975年に設立。スイスの高級腕時計ブランドとして、2006年に自社製ムーブメントを発表し、以降、2017年までに14もの自社製ムーブメントをラインナップしてます。やるじゃん!
・・・私のは、ETA社製ですけどね。やっと、自社製ムーブを開発し、量産を始めた3年目っていう時間帯の時計ですからね。
ポントスという時計は、モーリスに言わせると、「時の流れを現代的に表現するポントスには、スイスの時計製造の伝統と現代的な優れたデザインを組み合わせたもので、これにふさわしい高い精度の機能を搭載しており、一切の妥協を許さない時計通に捧げるこの時計には、厳格さと創造性が巧みに融合されています。」とのことで、「このポントスこそが、技術的革新と美的表現は共に確立されるというブランド精神の具現化」だそうです。
確かに、すごい精度の時計で、3日くらいでは、1秒も狂っていません。機械式ですよ、この時計。更に、ダイヤルのデザイン・光り輝くアワーマーク・裏側の装飾ともに「拘り」の塊です。

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ギョーシェ彫りの輝き、アワーマークもバー全体で、マーク端の2点で、端の1点でと、めちゃくちゃ反射し輝きます。こんなの見たこと無い。

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高級機にお約束の竜頭のマーク。

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無反射コーティングでは、無いようです。
Пコーティングしてあると、マゼンタ色がないかどうか気になっちゃいますからね、コーティングがないと、ホッとしますね。・・・ホントかい!!

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6時のアワーマークは、バー全体で輝き、7時は1点で、8時も全体ですか、輝いてます。
革ベルトには、モーリスのマークがあります。
このマーク入りのベルトは、発売当時からの証で、現在の純正品の交換ベルトにマーク入りがないんですよ。
どーしたらイイかな。
もう、古くなったんで、換えたいのに換えられませんがな。

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差し込むタイプのDバックルなので、先っちょは薄くないと入りません。
このバックル、すごく使いやすいんですよね。2点の丸いノブを押すことで2本のレバーが縮まって外れます。

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裏側にも、波目模様がっ!!
テンプの緩急装置が、正に、ETA2824-2らしさを表しています。正確です。
月差数秒、と、いったところでしょうか。