M42は如何でしょうか。

M42マウントレンズを中心に、バイクや機械式時計とともに遊んでいきます。

カテゴリ: Pentacon SIX

去る2月ですか?
実戦投入。

このFlektogon P6 は、普通のFlektogon と違いますのでね。
でっかいFlektogon です。
ガラスの塊ですね。

で、写りがどうなのか、非常に気になるワケです。

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Zebra 柄ですので、製造年は、その当時。
大夫、古いです。。。

ISO 200 開放 1/1100 +0.7EV です。

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ピン処のしっかり具合、背景のBokeh・・・素晴らしい描写です。
ボケまくりのSUPER TAKUMAR 1.4/50 8枚玉の写りが嘘のようです。
色味も他の銘玉と呼ばれているものに引けは取りませんね。

ISO 200 開放 1/1800 ±0.0EV です。

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いいBokeh 具合です。。。

ISO 200 絞り8.0 1/640 ±0.0EV です。

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絞り込む必要がありませんね。
解像度が低いから絞り込んで精度を上げたいSUPER TAKUMAR 1.4/50 と大違いですな。
やっぱ、イイレンズは、開放で勝負できないとね。。。

ISO 200 開放 1/1600 ±0.0EV です。

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銘玉の中にも、「何が何やら」ってのがありましたが、本当の銘玉って、こんなカンジに写るんでしょ。本当は。。。
見習え、バカ!

ISO 200 絞り8.0 1/550 ±0.0EV です。

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ちょっと、露光オーバーが玉に瑕。。。
お許しを。。。

ISO 200 開放 1/1400 +0.3EV です。

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なんですか! この写り。
このレンズの描写も、スライドみたいですね。
凄い!

ISO 200 開放 1/1700 ±0.0EV です。

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銘玉は、皆、玉ボケ・リングボケが出現していましたが、P6 のFlektogon は、玉ボケの類があるにはあるんですけど(X-FUJINON に類似)、非常に控え目で、出現していないように見えます。
こりゃぁ、イイレンズだっ。

ISO 200 開放 1/2000 -0.7EV です。

DSCF2363

この絵は、写真じゃないですね。
3D とか人工的な加工でも付したような絵になりました。
流石、Zeiss Flektogon ってカンジです。

ISO 200 絞り8.0 1/250 +0.3EV です。

DSCF2366

絞り込んじゃうと、背景がしっかりしてきちゃって、ピン処の主張が薄れちゃいますね。
この絵は、その意味でダメです。

ISO 200 絞り8.0 1/340 ±0.0EV です。

DSCF2367

ISO 200 絞り8.0 1/420 -0.3EV です。

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ISO 200 絞り22.0 1/15 ±0.0EV です。

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絞りが22.0 まであるので、低速シャッターの自由度が高いです。
その意味では、露光アンダーですね。
ピン処、フレアですか?
水に光が反射したんですか? はて。。。

ISO 200 絞り22.0 1/8 ±0.0EV です。

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これは、明らかにシャッタースピードが鈍くって、露出オーバーですね。

Carl Zeiss Jena Flektogon 4.0/50 P6 は、この旅行で紹介しました銘玉を皆ブッ飛ばす、王道の写りでしたね。

安心して見てられました。
大きいことは、いいことなんです。
実証できて良かった。。。

もしかちて、Summicron とかPlanar とかRetina-Xenon とか、この3本で13万円はすると思うけど、P6のFlektogon 1本なら、2万円もアレば、全てを包含する写りが手に入っちゃうんじゃないかな。
よく、考えたほうがイイですよ。
皆、血眼になって、Summicron とか所望してますが。

さっ、風呂でも入って、寝よっかな。。。
ZZぅ ZZぅ 寝られそうです。
・・・中版レンズ、バンザ~イ!!





Enlarger やProjector ばかりじゃ写りの比較にならないと思うんで、本格的なBig Lens を。
オールドレンズファンには、圧倒的な支持を得ているZeiss のFlektogon ですね。
支持を得ているのは、2.4/35 MC M42 とかでしょうか。
私的には、P6 マウントのデカイ奴ですね。こういった比較に出したいレンズは。。。



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うぉっ、でかっ。。。
ガラスの塊だっ。
これゃ、やっぱ、PENTAX 6☓7 とじゃないと勝負になりませんな。
比較に使うんじゃ、実力差がありすぎなんじゃね。

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ゼブラ柄を手配しました。
Zeiss のゼブラ、余り持ってないもんで。。。

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バクッっと、でかい口を開けてます。
これは、違反ですね。

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フランジバックが長いんで、X-T1 だとアダプターも長くなっちゃいますね。

ISO 200 開放 1/1300 ±0.0EV です。

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凄いな。
でも、ビルのフェンスに対する解像は怪しい、あやしい。。。

ISO 200 絞り11.0 1/210 ±0.0EV です。

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無限遠、ちゃんと出ているのかな。
一応、ピークも出てましたが、目一杯の位置でしたのでね。
心安らかなのは、「若干のオーバーインフ」に整備されたレンズですね。
指標的には、30m とか20mとかで無限遠のピークを迎えるレンズ。
インフィニティまで、止まるまで回したところで撮影したくないですねぇ。
・・・手前の描写で、疲れちゃったのかな。








第41話でも取り上げた、PENTACON-SIX マウントの中版カメラ用の大きなレンズですね。
「でっかいことは、イイことだ!」が私のポリシーです。

ISO 200 開放 1/125 ±0.0EVです。

DSCF6108ーBiometar-開

夕方だったので、色味はこんなカンジです。
ホテルの窓から三脚なし、での撮影です。
画面中央から右側は、旧笠岳スキー場ですね。
熊の湯側から再度熊の湯に戻れるコースのみ営業しているんですかね。やたら、綺麗になってます。

ISO 200 開放 1/75 ±0.0EVです。

DSCF6109ーBiometar-開

空の「青」がイイですね。
この日は、朝から雨でしたので、こんな色の空だったか、覚えてません。

ISO 200 開放 1/17 ±0.0EVです。

DSCF6110-Biometar-開

80mmあれば、望遠のように撮影ができます。
よく、ブレずに撮影できました。

ISO 200 絞り8.0 1/2 ±0.0EVです。

DSCF6112-Biometar-8.0

段々、日暮れてきまして、シャッタースピードがヤバくなってきました。
風や霧も出てきました。

ISO 200 絞り8.0 1/50 -1.0EVです。

DSCF6115-Biometar-8.0

イイ色味と解像で、流石、Zeiss の製品です。

ISO 200 開放 1/125 ±0.0EVです。

DSCF6133-Biometar-開

朝一番で、ふと笠岳を望んだところ、霧が出てきましたので、急いでの撮影です。
このレンズも、無限遠、確実に出ています。

ISO 200 絞り8.0 1/56 ±0.0EVです。

DSCF6134-Biometar-8.0

急いで。急いで。
絵が作れないじゃん。。。

ISO 200 絞り8.0 1/50 ±0.0EVです。

DSCF6135-Biometar-8.0

この後、数秒で笠岳は隠れてしまいました。
ちーん。

ISO 200 開放 1/125 ±0.0EVです。

DSCF6148-Biometar-開


ISO 200 絞り8.0 1/20 ±0.0EVです。

DSCF6147-Biometar-8.0

このレンズは、絞り込まないと、でかい図体が反応しないようです。

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​中判のレンズも「マウントアダプター」で、ミラーレス一眼やPENTAX PKマウントで利用できます。
第7話で、PENTAX 6×7 用レンズをマウントアダプターを利用して、PENTAX K-3にセットして撮影したところ、「大口径」故のもーれつな情報量を吸い込んで、素晴らしい映像を記録してくれました。

で、調子に乗って、今度は、Pentacon SIX用のレンズをK-3で楽しんじゃおうという企画?ですわ。。。

このPentacon SIX用マウントアダプターをGETしてあれば、Pentacon SIX用のレンズはもちろん、ロシア製キエフ6やキエフ88用のレンズもセットできます。
そういった意味では、ロシア製のカメラは、皆、ドイツ製のパクりですので、使い道が広がりますね?

さて、どんな写りなのでしょう。

IMGP8892


ISO 400  開放 1/6400 ±0.0EVです。

IMGP0503Mir-3B


爽やかな色味ですね。
Boleh具合も丁度イイ感じです。
続いて、ISO 200  絞り5.6 1/800 ±0.0EVです。

IMGP0504-Mir-5.6本番


クッキリしてきました。黄色の色味もフレッシュな感じですね。
緑の線が太い感じです。。。

被写体を変えてみましょう。
ISO 200  開放 1/1250 ±0.0EVです。

IMGP0515-Mir-3b


赤の色味が濃ぃぃいですねぇ。。。
絞り込んだら、どうなるんでしょ。
ISO 200  絞り5.6 1/320 ±0.0EVです。

IMGP0517-Mir-3b-5.6


爽やかな色味が強調されました。
引き続き、赤の色味は濃い気味ですがね。
1枚の写真で見た時には、キレイな写真だね、と、いうことになりますがね。
ちょっと、ハデな写り方でしょうか。悪いということではないけれど。。。

朝の1コマを。
ISO 400  開放 1/1000 -0.7EVです。

IMGP0534-Mir


イイ色味です。
この花は、こんな色なんですよね。ちょっと、オレンジ色のような。
「リアル」な色乗りです。好感が持てます。
背景のBokeh方もイイ感じです。
続いて、ISO 200  絞り5.6 1/250 -0.7EVです。

IMGP0536-Mir-5.6


ちょっと、「レモン色」に近づいちゃいましたね。
ドイツ製レンズは、「レモン色」っぽく写ります。Made in japan製のレンズは「より自然」な色乗りです。このロシアンレンズは、Made in japanに近い色乗りかと。。。
いいレンズですね。

お花の色、イロイロでは。。。
ISO 200  開放 1/4000 ±0.0EVです。

IMGP0549-Mir3b


手前のBokehが、気になりますね。
ピンが奥でフレーミングするときは、「要注意」なレンズでしょうか。
絞ったら、どうなりますか。
ISO 200  絞り5.6 1/1250 -0.7EVです。

IMGP0552-Mir-3b-5.6


わぉっ。
すっげぇ、イイ色でイッパイです!
手前のBokehも解消され、キメっって感じですかね。
相変わらず、緑は濃いな。

最後に、クガイソウです。青味は強いハズですが。
ISO 400  開放 1/500 -0.7EVです。

IMGP0560-Mir-3b


「青」というより、「紫」っぽい色の出方ですね。
緑色は、若々しいフレッシュないろの出方で、真上から陽が差しているのが判る絵になりました。
ISO 200  絞り5.6 1/125 -0.7EVです。

IMGP0563-Mir3b-5.6


一番手前の花が、少しリアルになってきました。
どちらの絵がイイ絵なんですかね。
好みの範囲でしょうかね。私的には、開放の絵のほうが、風を感じますね。


PENTACON SIX→PKアダプターです。

IMGP8891☆


さて、今回使用したMir-3bは、PENTACON SIXやKiev 88・Kiev 6などと互換性のある中判カメラ用のレンズです。
東側ならではの「共通性」のお陰で、アダプターを介してPENTAXマウントで利用できます。
つまり、ペンタコンシックス用もキエフ88用も同じマウント、と、いうことです。

PENTACON6→PK。このアダプターは、SHUTTER SPEEDさんという、バイヤーから購入しました。
シャッタースピードさんは、年末の、もう休暇だろうという時節でも、発送事務をされているバイヤーさんで、確実・丁寧に対応いただける方です。

以下に、リンクを掲出しておきますので、参考になさってください。
なかなか、「PENTACON SIX→」のアダプターを在庫されているバイヤーさんはいられないかと。


■ Shutterspeedヤフオク店

https://auctions.yahoo.co.jp/seller/shutterspeed_japan





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