M42は如何でしょうか。

M42マウントレンズを中心に、バイクや機械式時計とともに遊んでいきます。

カテゴリ: RIKENON

RIKENON は、XR = PK マウントの2.0/50 や、第191話・第195話のAUTO RIKENON 1.8/55 などを紹介してきましたが、今回は、2.8/55 というかなり変わったものを紹介します。

DSCF2005

XR や第191話・第195話のものは、富岡光学製のレンズですが、このレンズがどうして我が家に来たのか?
その出発点は、第393話の藤田光学工業の「F.C KALIGOR」からでした。

藤田光学 ➡ M44 レンズ ➡ MIRANDA CAMERA 2.8/5cm ➡ Soligor MIRANDA 2.8/5cm ➡ Soligor Lens ➡ Soligor 2.8/55 ➡ PORST COLOR REFLEX AUTO 2.8/55 ➡ RICOH AUTO RIKENON 2.8/55 ➡ COSINA COSINON AUTO 2.8/55 ってカンジでのサーフィンでした。

最初は、藤田製の2.8/50 の他バージョンを探してました。
「Soligor」っていう訳のわからないブランドが見え隠れしてまして。
ならば、「Soligor」単体では何があるのかと。。。

すると、5cm の古い規格のレンズは見つからず、標準レンズとして古い形のSoligor 2.8/55mm が見つかりました。
TAKUMAR も55mm ものは古いですね。
すると、同じ筐体のPORST が見つかりました。
更に、絞りのデザインは違いますが、同じように動くAUTO RIKENON が見つかりました。
つまり、Soligor もPORST もRIKENON も同じレンズメーカーが製作したものを自社ブランドで販売していたわけです。
じゃあ、どこよ?
と、ルーツを見つけていましたら、なんということは無し。
コシナがSoligor とPORST と全く同じものを販売していました。
このレンズは、コシナ製ということで一件落着したわけです。
コシナ製のレンズは、コシナ製と判明しているもの(CHINON製で怪しいものはある)は持っていませんでしたので、1本は欲しいかなと。
おまけに、f = 2.8 とめちゃ暗いので、レンズ構成にも謂れがあるものかと勘ぐっているわけです。

DSCF2004

最短撮影距離は、90cm と大夫、遠いワケです。

DSCF2007

絞りは、怪しい5角形を表します。
これで、f = 5.6 ですね。
他の値では、まずまずの形ですが。。。

DSCF2011

裏側は、こんなカンジ。。。

DSCF2012

マウント部基台にイモネジがなく、富岡製ではありません。

試写です。
ISO 1250 開放 1/210 +0.3EV です。
フィルムシュミレーションは、Velvia です。

DSCF2013

開放では、少々解像度不足かな。

ISO 1250 絞り5.6 1/58 +0.3EV です。

DSCF2014

これくらい、解像していればまずまずかな。
色乗りは、良し。
多分、描写力で富岡モノには勝てませんな。

ISO 1250 絞り11.0 1/15 +0.3EV です。

DSCF2015


ISO 1250 絞り11.0 1/15 +0.3EV です。
フィルムシュミレーションは、PRO Neg.std です。

DSCF2016

フィルムシュミレーションの差が出てますので、割と良いレンズかと思います。










第225話で、「どっちがSUMMICRONなんだ?① With K-3」を起稿しましたが、今度は、X-T1 でやってみましょう。

PENTAX とX-T1 では、イメージセンサーが違いますからね。

先攻は、RICOH XR RIKENON 2.0/50 PK。
ISO 200 開放 1/340 -0.7EVです。

DSCF6173-XRKikenon-開

後攻は、LEITZ SUMMICRON-R 2.0/50 PK。
ISO 200 開放 1/600 -0.7EVです。

DSCF6175-LEICA-開

開放では、若干、XR RIKENON の方が被写界深度が深いですかね。
色味・解像度とも、そっくりです。

おまけで、LEITZ SUMMICRON-R。ISO 200 絞り4.0 1/210 -0.7EVです。

DSCF6176-LEICA-4.0

4.0 も絞れば、このとおり素晴らしい絵が記録できます。
恐ろしい実力です。

XR RIKENON ISO 200 開放 1/280 -0.7EVです。

DSCF6174-XR Rikenon-開

凄い描写だな。
開放で、一発OKです。フジの色だと思います。

LEITZ SUMMICRON-R ISO 200 開放 1/400 ±0.0EVです。

DSCF6149-LEICA-開

緑色が「若草」ですかね。
露光を±0.0EVにしちゃうと、雰囲気も変わってしまいました。
LEITZ SUMMICRON-R ISO 200 絞り8.0 1/42 ±0.0EVです。

DSCF6150-LEICA-8.0

ごほっ!。
絞れば、±0.0EVでもこの調子。
素晴らしい描写です。完璧なフジの色が出ました。

XR RIKENON ISO 200 開放 1/480 -0.7EVです。

DSCF6243-XR Rikenon-開

開放でも、ここまで持っていきます。
LEITZ SUMMICRON-R ISO 200 開放 1/550 -0.7EVです。

DSCF6246-LEICA-開

色味はイイですが、開放で解像が甘いのがSUMMICRON-Rですね。
ここで、気付きました。無限遠が「KONICA AR 1.4 同様、できれてない」と。
ですので、専用のマウントアダプターを製作しなければなりません。

XR RIKENON ISO 200 絞り8.0 1/50 -0.7EVです。

DSCF6244-XR Rikenon-8.0

きたきた。
猛烈な描写が来ました。
LEITZ SUMMICRON-R ISO 200 絞り8.0 1/40 -0.7EVです。

DSCF6247-LEICA-8.0

きたきた。
絞って、被写界深度でカバーしてるに過ぎませんが。
XR RIKENON と解像度のみを追いかけていては、どっちがどっちだか、全く判りません。
色味で、LEITZ SUMMICRON-R の方が「高級感」のある色乗りでしょうか。

おまけで、XR RIKENON ISO 200 絞り8.0 1/75 -0.7EVです。

DSCF6245-XR Rikenon-8.0

全く、文句の付けようがありません。

RICOH XR RIKENON 2.0/50 PK。

DSCF6302-XR Rikenon


DSCF6303


LEITZ WETZLAR SUMMICRON-R 2.0/50 PK。

DSCF6298-Summicron-R


DSCF6299








無限遠紀行は、ちょっとお休みして、今回、Summicron を2本持っていきましたので、ちょびっと紹介しますかね。

第1のコース LEITZ WETZLAR SUMMICRON-R 2.0/50 PK
第2のコース RICOH XR RIKENON 2.0/50 PK

どちらも、PKマウントでやる気出てますね。足元がPKってのが素晴らしいです。

先ずは、LEITZ から。

ISO 100 開放 1/400 -1.7EVです。

IMGP9194-Summicron開

しっかりとした色調です。

続いて、ISO 100 開放 1/125 ±0.0EVです。

IMGP9200-Summicron開

もう一丁、ISO 100 開放 1/125 ±0.0EVです。

IMGP9201-Summicron開

PENTAX 機の色味は、フィルムシュミレーションでいうところのVelvia っぽいですね。
ここで、RIKOH のズミクロンを。
ISO 100 開放 1/160 -0.3EVです。

IMGP9236-XR Rikenon開

LEITZ より、かっちりした写り込みですかね、XR RIKENON。
続いて、ISO 100 絞り5.6 1/125 -0.3EVです。

IMGP9236-XR Rikenon開


LEITZ ISO 100 絞り8.0 1/15 -1.0EVです。

IMGP9202-Summicron 8.0


LEITZ ISO 100 絞り4.0 1/125 -1.0EVです。

IMGP9207-Summicron 4.0

同じ位の絞りだと、若干、LEITZ の方が「優しい」写りでしょうか。
XR RIKENON です。
ISO 100 絞り5.6 1/160 -0.3EVです。

IMGP9241-XR Rikenon 5.6

質感・色味の濃さでは、LEITZ ですか。

LEITZ ISO 100 絞り4.0 1/100 -1.0EVです。

IMGP9208-Summicron 4.0

今度は、XR RIKENON です。
ISO 100 絞り5.6 1/125 -0.3EVです。

IMGP9242-XR Rikenon 5.6

最後に、LEITZ ISO 100 絞り8.0 1/20 -1.0EVです。

IMGP9209-Summicron 8.0


K-3 で撮影しますと、開放時のピン合わせは、圧倒的にXR RIKENON の方が簡単ですが、ちょっとでも絞り込んだ場合は、LEITZ が猛烈に撮影者の味方になります。
色味はLEITZ ですね。
カチカチな画質は、XR RIKENON かと。

☆ LEITZ WETZLAR SUMMICRON-R 2.0/50 PK

DSCF6298-Summicron-R


DSCF6299

☆ RICOH XR RIKENON 2.0/50 PK

DSCF6302-XR Rikenon


DSCF6303



今回は、第191話に続いて、AUTO RIKENON です。
え"ぇっ、またかい?
あ"ぁーっ。
そんなこっちゃな、RIKENON、わかんねぇーよ。。。

DSCF0003-RIKENON


第191話のAUTO RIKENON は、NO.101848で、今回のは、NO.104487で、別個体です。
筐体もこんなカンジ。。。

DSCF0004-Rikenon


ちょいと、TAKUMARモードじゃ、ありませ~ん。。。
第191話のAUTO RIKENON は、こんなカンジ。。。

DSCF8073


あっ、お・な・じ だっ。
➡ 「笑うトコロ」・・・

でもねぇ、ちょいと違うんだなぁ・・・
背面を。

DSCF0005-Rikenon


大きくして、見てみてください。
レンズ周り、ワッシャ類がギザギザでしょ。
そう、このレンズも素人がイジったレンズなのでした。
そう、「カニ目レンチ」をうまく使えず、「滑った」痕跡です。
➡ どうせ、そのレベルで奥へと進んでいったことでしょう。

第94話でもお伝えしましたが、レンズイジるなら、少しは清掃用品を揃えてもらいたいですね。
先ず、
1 無水エタノールは、「ほぼ」(auのCMに同じ程度のノリ)なんの効果もない。
   ただ、キレイになるだけ。
2 ベンジンは、割と効果があります。
   ただ、油分の除去・・・かな。でも、指紋とか動物性の油分はワリと手こずります。
3 EE-6310 というエチルアルコール系の揮発性の高いクリーナー
   これは、凄いです。
   効果テキメン。ですが、揮発性が高すぎるのがね。もっと、Wet な状況の中で除去できる不純物も有ります。
4 FUJIFILM レンズクリーニングリキッド
   これが最後の砦。
   これで取れなきゃ、諦めです。


これくらい、最低でも、使用してほしいですね。
第192話の、MINOLTA AUTO ROKKOR-PF 1.4/58 でもそうでしたが、最近、どっかのブログでも見て、「ああっ、俺にもできそう・・・」てな具合で、開けてみる人がいるようですが、どっこい、そんなに簡単ではないですよ。
レンズだって、「あれ?どっちが表だったかな?」・・・ありがちです。

そんな経過があるのが、今回のAUTO RIKENON です。
勿論、私が全てレンズを清掃し、セットしたのが今回のReview になります。

先ずは、ISO 200 開放 1/4000 +0.5EVです。

IMGP9924-RIKENON1.8本番


れれれっ。
ありぁ。。。Zenitar とも似てますが、被写界深度が深いじゃぁありませんか。
楽しいね。
レンズによって、こんなに写りが違うのが見れて。
自分の素人整備でも、ここまでできました。

続いて、ISO 200 絞り5.6 1/350 -0.5EVです。

IMGP9927-RIKENON5.6本番


おおっ、このような色味の差を写し出してくれましたか。
これも、楽しい絵です。
RIKENON、いいんじゃなぁ~い。。。
第192話のRikenon より、XR に近い描写な気がすんな!

・・・オールドレンズって、こんな程度の「差」で、写りが変わるんですよね。
   本当に、繊細なんだけど、イザとなれば、エイヤっ、も、アリですが。。。

ISO 200 開放 1/2000 +1.7EVです。

IMGP9947-Rikenon1.8本番


開放だけど、攻めるねぇぇぇ。
AUTO RIKENON 、1本いかがですか?

ISO 200 絞り5.6 1/400 -1.7EVです。

IMGP9948-Rikenon5.6



撮影に当たり、・・・こうかな??・・・なんて調子で、数枚撮る時もあれば、全く合焦がわかりませんと、10枚単位で撮る時もありますが、このAUTO RIKENON 、ここまで開放を1枚、絞り5.6を1枚で通過しています。
え"っ、まじか。。。
そーなんです。あっ、決まった・・・で、次っ、ってカンジでした。
レンズ清掃で、変わってしまいますね。
➡ LED ランプで、コレでもかって透かしてみてますからね。
  写りもイイようです。良かった。。。

ISO 200 開放 1/800 +1.0EVです。

IMGP9958-Rikenon1.8本番


あ"っーーっ。
玉Bokeh 、リングBokeh ・・・深い色乗り・・・PENTAXカメラって、なんてイイのでしょう。
あっ、レンズか?

ISO 200 絞り5.6 1/60 -2.0EVです。

IMGP9959-Rikenon5.6本番


時間が、止まりましたね。

続いて、最後のステージ。
ISO 200 開放 1/1600 +0.7EVです。

IMGP9981-Rikenon1.8本番


これも、時間が止まってますね。。。
ヤルじゃん、AUTO RIKENON 。ちょっと、手を入れたこのレンズの方が、出で立ちは悪いんですけど、銘レンズに位置付けですね。

最後に、ISO 200 絞り5.6 /100 -2.0EVです。

IMGP9984-Rikenon5.6本番


また、このレンズを持って、旅に出てみましょう。
きっと、ステキな思い出に出会えることと思います。
度重なる不幸を越え、私の下に来てくれたAUTO RIKENON に感謝です。
ありがとう。







今回は、XRじゃない、M42のRIKENONです。
PENTAX機に装着できるRIKENONが欲しいと思いましてね。
でも、試写はX-T1とは、どういう神経なんですかっ!

DSCF8072


ISO 200  開放 1/6000 -1.0EVです。

DSCF8020-RIKENON開放本番

Planarの後に見ちゃいますとね。。。
頑張っています、Made in japan のオールドレンズ・・・
枝の階調なんざ、イキですがね。
1/6000なんで、K-20D では撮影できませんでした。夏の晴天時、開放で撮ろうというのが、そもそもですがね。

ISO 200  開放 1/3800 -1.0EVです。

DSCF8045-RIKENON本番


背景は、グルグルですかね。
-1.5EVとか、-2.0EVでないと、花の良さが引き立ちませんね。。。

ISO 200  開放 1/1300 -1.0EVです。

DSCF8055-RIKENON1.8本番


おおっ、逆光気味なんですが、よく拾ってくれました。
AUTO RIKENON とXR RIKENON と少しだけ写りが違うようですね。
XR の方が、もっとキリキリと写り込む気がします。

ISO 200  絞り5.6 1/50 -1.0EVです。

DSCF8062-RIKENON5.6本番


この絵なら、Planar にも色味で勝負ですかね。
正確な色ノリですね。
やった。

古いレンズなんで、どこまで写せるのか、今後に期待ですね。
ちょっと、XR には及ばない・・・気がしますがね。

DSCF8073


この距離環、パッと見ると、TAKUMAR のような、ROKKOR のような・・・レンズの色味は違いますが・・・でも、台座が3本のイモネジで止まっています。







和製ズミクロン・・・リケノンの愛称?

今回は、RICOHの XR RIKENON 50mm / f2(PK)ですが、「前期型」とレンズ銘板のモデル銘の後に「L」が刻印されている「後期型」の2種類が「富岡光学製」になるそうです。
1978年発売の「前期型」のみが金属鏡胴で、最短撮影距離45cm。「後期型」は樹脂製 (プラスチック製) 鏡胴になり、最短撮影距離は60cmに仕様変更しています。

IMGP9166-XR RIKE


富岡らしく、コーティングはアンバー系ですね。

IMGP9168-XR RIKE


すみません。
私のは、印字が消えちゃっています。
黄色い文字はフィート表示で、それが2なので、概ね60cmが判明しますが。

それでは、期待をもって行きましょう!

ISO 200 開放 1/850 -0.3EVです。

DSCF1014-XR RIKE本番


うっひゃーーーーー!
これが、富岡か!!!

すっごい描写ですね!
・・・でも、圧縮してあって、解りますかね?
もったいない。残念です。でも、コメントで雰囲気だけでも感じ取ってください。
申し訳ありません。


ISO 200 絞り5.6 1/640 -0.3EVです。

DSCF1019-XR RIKE-5.6本番


これは、G.ZUIKOをらくらく超えていますね。広角系同士の比較ではないけれど、多分。
猛烈な1本です。

YASHICAの比じゃないとも、思います。
色乗りも、フジと相性が良いのでしょう。
今回も、「VELVIA」で撮影しました。

VELVIAって、スライド用フィルムなんですよね。
ちょっと、写真小僧になると、「ネガ」じゃなくて、「ポジ!」なんてイイながら、昔、使ったよなぁ。。。


今回は、コメントをする必要がない、凄いレンズの描写力でした。。。






XR RIKENONは、「和製Summicron」なんて、呼ばれていますな。
スゴイ描写です。

XR RIKENON 2.0/50 L」という富岡光学製の最終バージョンも所有していますが、今回のRIKENONは、モロ「前期型」です。

IMGP9284-RIKENON


前期型の証。最短距離が0.45mです。
つまり、富岡製レンズの証でもあります。

IMGP9285



どんな写りを紹介してくれますかね。
ISO 200  開放 1/2000 -0.3EVです。

DSCF3115-RIKE-本番


ISO200  絞り5.6 1/480 -0.3EVです。

DSCF3117-RIKE-5.6-本番


やはり、キャノンのFD S.S.Cと競りますな。

スッゴイ描写力です。
色乗りもシャープ、画像もシャープです!

この描写力は、ドイツ製の名だたるレンズ群を叩き潰せる描写力です。
安いんだよなぁ、このレンズ。
Zeissなんかだと、すぐに、ん万円になっちゃうのに。。。もったいない!
お金は、有効に使いましょう。お母さんに教わったよね⤵

続いて、別アングルで。
ISO 200  開放 1/2400 -0.3EVです。

DSCF3126-RIKE-本番


続いて、ISO200  絞り5.6 1/320 -0.3EVです。

DSCF3119-RIKE-5.6-本番


ひゃあ!
本当にキャノンFD S.S.Cと競りますな。
ピントピッタリ、色味はややこちらの方が乗っているか、背景のBokeh具合はFDか。。。
やや、被写界深度がRIKENONの方が深い。私は、被写界深度が深いレンズの方がイイLENSだと思っていますので、RIKENONに肩を入れますね。

それでは、森の中へ。。。
ISO 200  絞り5.6 1/50 -0.3EVです。

DSCF3139-RIKE-5.6本番


落ち着いた色乗りです。
岩の質感がいいですね。被写界深度も深いのが、奥の1本の草?で判りますね。
これだと、ZUIKOの出る幕がなくなっちゃうんですけどね。

水面を。。。
ISO 400  絞り5.6 1/150 -0.3EVです。

DSCF3152-RIKE-5.6本番



おっ、差が出ましたね。
樹々は、こんなに黄色くないです。色のサービスをみっけ、ですね。
これだと、ZUIKOとお友達ですわ。
写真って、「現実がそのまま写る」かとお思いでしょうが、実は、違います。レンズ然り、カメラの画像処理エンジン然り。
ただ、1枚の写真としてみた場合、この写真は「綺麗」ということになります。
この1枚は、残念ながら水面に「風」が吹いちゃいまして、それが手前に出ていますね。残念。

続いて、逆光を。。。
ISO 400  1/400 +2.0EVです。

DSCF3162-RIKE


3本の銘玉、G.ZUIKO、FD S.S.C、今回のXR RIKENON を比較しますと、
 ・ 遠景の横手山が一番見えないのは、ZUIKO。見えるのはXR RIKENON。
 ・ シャッタースピードが遅い順(レンズが暗い)に、XR RIKENON、G.ZUIKO、FD S.S.C。
 ・ こんなに「紅葉・黄葉」してないのに、サービスしているのは3レンズとも、どっこい。
    ➡ 一番自然な色乗りは、Takumarを見てください。
 「逆光下」での解像度も3レンズとも、どっこいですか。
って、カンジです。

最後に、遠景を。。。
ISO 200  絞り8.0 1/200 ±0.0EVです。

DSCF3164-RIKE-8.0


この絵も、FD S.S.Cといい勝負ですね。
撮影時間的に近いのは、G.ZUIKO。
雲の形が同じようです。
ならば、この条件下で写りが良いのは、G.ZUIKOと、いうことになります。
XR RIKENONが、一番良い条件下だったでしょうから、2者間では、G.ZUIKOの圧勝ということになります。
どれも、銘玉ですね。





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