どうもね。
SIGMA SD Quattro H の描写に「赤味」が不足していると思うんですよ。
接写とかで、「赤飽和しない」程度にチューニングされているんですかね。

で、色味はドップリと濃い、PENTAX 6×7 Super-Multi-Coated TAKUMAR 3.5/55 で試写を。

DSCF8003

Sigma SA マウントは、Kマウントですので、アダプターを介して、スポンとセットできます。
フランジバックは、違いますよ、何度も指摘しときますが。。。

DSCF8004

アダプター自体に三脚への取り付けができるよう(レンズ自体がメチャ重たいから)、配慮されているのは、素晴らしいことですね。

試写です。
全て、ISO 160 開放 1/20 ±0.0EV です。

先ずは、WB を太陽光・カラーバランスをSTD で。

SDQH0001-太陽-STD

本来、ニュートラルな色味が出るモードですが、何か「渋い」色味になってます。

次に、WB を太陽光・カラーバランスをニュートラル で。
SDQH0002-太陽-NTL

本来、「渋い色味」なハズですが、露光オーバーになっていて、色味が不明ですね。
デバイスをあれこれ変えて、皆さんに均等に見ていただけるよう、露光調整をしているつもりですが、どうも、自分のパソコン(Dyna Book)のモニターで見ると、露光オーバー程度でないといけませんので、確かな指摘ができません。申し訳ない。。。

次に、WB を太陽光・カラーバランスを風景 で。

SDQH0003-太陽-風景

カラーモードを「風景」にすると、葉の色が彩度の高い色味になるのは、間違いなし。

次に、WB を太陽光・カラーバランスをVivit で。

SDQH0004-太陽-VIVIT


なんか、代わり映えがしませんねぇ。。。
WB を蛍光灯にしてみましょう。カラーバランスは、Vivit のまま。


SDQH0005-蛍光

これはこれで、渋ちんだな。。。
サクランボの原画は、もっとピンクなんです。
で、蛍光灯の色味補正を少々、赤寄りにしてみます。

SDQH0006-蛍光-赤補正1

ちょっと、フレア掛ってきました。。。
赤くなる、というよりは、白いところが青くなってきました。

もっと、赤寄りに補正してみます。

SDQH0007-蛍光-赤補正2

白いところが赤くなってきまして、少しはサクランボが赤くなりましたかね。
全体としては、補正失敗、というか、補正はやらない方がまともかのような。。。

カラーバランスは、X-TRANS CMOS の圧勝なんですかね。
FOVEON センサーは、あくまでも「解像命」なんでしょうか。

それとも、SIGMA LENS しか、色味が合わないとか。。。
マジか。。。