PENTAX も、他人事じゃあないんですけどね。
第243話で指摘しましたが、いよいよマイクロフォーサーズの限界が見えてきましたね。
各社が、「高画質」を競う中、絶対的にハンディーがあるのが、イメージセンサー。
なんたって、フルサイズの半分の半分しかなきゃ、そりゃあ技術力でカバーったって、限界がありますわな。
➡ しまいには、根性論まででそうで、怖い⤵

DP Review って、サイトで、感想がでてます。
・・・いいんだけどねぇ、変わり映えがないと。
 
ですよ、ねぇ。。。

私も第410話で指摘しましたが、思いの外、現役なのが、E-M1 mkⅡ。
これで、一杯一杯か、という世間の風潮に対し、完全否定して世に問うたのが、E-M1X。

昔、見たよなぁ。。。
モータードライブ、モードラが付いたサブグリップがある、そびえ立つ一眼レフ。
さも、すげぇ・・・オレオレ!ってカメラ。
新聞記者とか野球を撮ってた人々が、持ってたカメラ。
今では、電池が入っているグリップですが、そんなガサ張るカメラ、必要ですか?

令和の時代は、もっとスマートじゃないとね。
それこそ、技術力がモノを言うってな、モンです。

DP Review の論点を少々。
〇  バッファ深度は、深い。➡  連写に強い。は、E-M1 mkⅡでも、117コマでしたので、当然、うなずけます。
〇  AF-C の追随性は、他社に劣る。➡  そうですか。
〇  ノイズ耐性、ダイナミックレンジは、フルサイズと比べる術もない。➡  キタキタ。ですよ、ねぇ⤴。。。
〇  画像処理エンジンで、コントラストを強調しすぎ。➡  それも、画像センサーが小さいが故かと。
〇  何層にも渡る「メニュー項目」は、煩雑。➡  それは、SONY にも言える。

大雑把に、こんな5項目ですかね。

バッファ、連写を満足したいなら、NIKON D-500 を買った方がイイですね。
なにせ、NIKON D5 の最高性能をインストールしたaps-c 最強モデルですからね。
でも、F マウントなんで、オールドレンズは付きませんが。
画質もマイクロフォーサーズの「倍」ですから、心配無用ですね。
値段的にも、E-M1X がボディだけで30万円するのに、D-500 なら、16-80VR付きで24万円ですからね。軽く6万円浮いちゃいます。

連写=AF レンズって、ことですからね。
この点、オリンパス社は、厳として認識すべきです。
誰もすき好んで6万円、余分に払わないでしょ、それも、低画質に対して。
進む道、間違えんなよ!オリンパス社。
オリンパス社のZUIKO レンズやOMカメラを使いたい方の期待に叶う、製品造りと価格提供ができるよう、社内総ぐるみで真摯に取り組めば、E-M1X などという、前時代的カメラは、出てこなかったはず。
➡ 昔の栄光を知っているカメラオタクが重役やってんのか?

その他、ノイズ耐性・ダイナミックレンジ、コントラスト強調も、画像センサーが小さいが故ですので、フルサイズと勝負したければ、また、過去のOM-1 の夢よもう一度ならば、他社同様、フルサイズという同じ土俵にでてこないと、第243話で指摘したとおり、医療用製品だけになっちゃうよ。

なぜ、マイクロフォーサーズをこれ程攻撃するか?
他社の頑張りに比較して、限定サイズのセンサーに拘っていたのでは、とても勝利の道が見えないからです。
各社とも、高画質を追求した結果として、フルサイズ機をリリースしているんです。
それを半分の半分で勝負しようとしても、そりゃあ無理ってモンです。
ヤンマーの漁船をどれほどハイテク武装したところで、ロナルド・レーガンにゃ勝てません。
オリンパス社だって、イイ技術があるのに、フルサイズセンサーのカメラと比較されては、どうにも物理的に勝てるワケがない。悔しいと思いませんか?

フルサイズWAR に参加しないカメラメーカーは、他にもありますね。
そう。
FUJIFILM ね。
だけど、FUJIFILM は、「色」に拘り、色に特化して開発を進めています。
おまけに、現在のXマウント規格なら、オールドレンズは何でも来いよ状態です。
そして、イメージセンサーも独特で、X-Trans CMOS は、6×6の36画素を一単位とした非周期性な配列にすることで、モアレや偽色の発生を軽減させるとともに、光学ローパスフィルターを排除することで、解像度を向上させることに成功したイメージセンサーですね。
一方、普通のイメージセンサーは、2×2の4画素を一単位とした周期的なカラーフィルター配列(ベイヤー配置)となっており、モアレや偽色が発生しやすいという特性があるため、レンズとセンサーの間に光学ローパスフィルターを入れることで解決しています。
・・・あたし、X-A2 も所有していますが、X-A2 のイメージセンサーで撮影した方が、「フジの色」っぽく撮れまして、フジの画像処理エンジンなら、どれでもOK、って思ってますね。
他の人も、ブログに書いてたな、同じような感想を。。。
って、ことで、オリンパス社とは、画質で全く異なった製品づくりをポリシーを持って推進中なのであります。

オリンパス社の特徴って、何だ?
正確無比な描写とコンパクトなボディなんじゃないかな。
レンズ設計も他の追随を許さないほど、緻密な設計だと思っています。

頑張ってよ、オリンパス。
私の誕生を記念して、「良いカメラ」として信用され、これに応えて正確無比な写真を残してきたカメラメーカーなのだから。